LANDSCAPING造園について 造園とは庭づくりのことを指します。施工の規模やスタイルの和洋等を問わず、幅広い内容の工事を行います。基本的には緑地空間を作ることを意味しており、資格を持った専任技術者を配置した上で、植物や石などの自然素材をメインにしつつ、必要に応じて人工素材を織り交ぜ、多種多様な環境空間をプロデュースします。 BUSINESS営業品目 植栽および剪定 植栽とは敷地内に樹木や草花を植え付け、人為的に生育し定着させる作業のことです。造園における重要なテーマであり、空間演出や温度調節および災害時の避難場所確保などといった、様々な効果があります。そして樹木の枝葉を切り、その形状や外観を整える作業を、剪定といいます。定期的に植木のお手入れを行い、日当たりや風通しを改善することで、お庭の景観を美しく保つばかりでなく、樹木の害虫被害を予防し、成長や健康を良好に守ることが可能です。 癒合剤処置 剪定や伐採などで樹木を部分的に切った後、その切り口を放置するのは危険です。むき出しの切り口から、空気や雨水に含まれる雑菌が付着したり、害虫が侵入したり、加えて樹木に含まれる水分や養分が流出するおそれがあるからです。そのため癒合剤を塗布して、切り口をコーティングするとともに自己治癒を促進し、それにより樹木を保護する必要があります。また樹木を伐採した後、切り倒した木や切り株を放置してしまうと、シロアリが発生するリスクがあるため、それらは確実に処分する必要があります。 庭木消毒 薬剤散布による庭木や生垣などへの消毒作業は、害虫や病気を予防し、お庭の景観を守る手段として欠かせない処置です。植物の中には、虫が付いたり病気にかかる可能性が特に高いものがあり、また害虫の中には、植物のみならず人間にまで悪影響を及ぼすものもいます。季節や樹種等によって、駆除する害虫や使用する薬剤の種類は異なります。植栽の特性を正しく理解し、定期的に殺虫・殺菌作業を行うことにより、健康なお庭を長く保つことが可能です。 芝刈り 芝生は砂利やコンクリートなどと異なり、管理に大変な手間を要する面倒なものです。しかし丁寧なお手入れがなされた芝生は実に美しく、また雑草の抑制や乾燥による砂ぼこりの飛散防止、および転倒時のクッション代わりなど、メリットが豊富にあります。芝には上方への成長を止められると、芽数を増やして密度が高くなる性質があります。一方で伸びっ放しの芝は、害虫の住処になるおそれがあります。これをこまめに刈ることで、絨毯の様に綺麗で健全な芝生になります。